窯へ行く


先週、沖縄へ行きました。
写真は、やちむん(沖縄の焼物)の窯元が集まる読谷村の登り窯。このままでも十分素敵だったけど、ここに火が入った姿はそれはそれは壮観なんだろうな。

  
眺めているだけでうっとりしてしまうような繊細で可憐な器も美しいけれど、日用雑器としてきちんと生活と混ざり合うために作られた器のもつ力強さや個性はすばらしく美しくて頭がくらくらしました。
壷屋のおばあに、「できれば、茶碗とか湯飲みとか直接口につけるものを買ってみて。その良さがわかるから」と(ものっそい方言で)言われたのだけど、なるほど。口当たりの良さに驚く。やちむんには素材や工程だけでない不思議な力が宿っているのだな。

伺ったのが休日だったので、残念なことにお休みの窯が多く、行ってみたかった横田屋(ゆくたや)窯へは行けなかった。北窯と読谷村窯でうーんうーん悩んで、お茶碗と片口、豆皿、平皿を買った。
旅は続く。