■土曜、自転車を直しに方南町へ。自転車直してばっかだな。でももう長いこと乗っているし、私には君が必要だからな。欲を言えばもう少し車輪が大きいと助かるんだけど、その不満は5年前の自分へぶつける他はない。よしよし、となぐさめながら自転車屋へ。
■修理を待つ間、ブックオフを覗く。店内は、え、避難場所?というような混みっぷりだった。なるべく人の少ない場所で身を潜めていたら、目の前に長嶋有の単行本が。これは多分、以前私がここで売ったものではないだろうか、と思い出し中をぺらぺらをめくっていたら、またどうしても読みたくなりそのままレジへ。一人リサイクル。むなしい。けれど宮沢さんのサーチエンジン・システムクラッシュも100円で買えた。すごいぞ、ブックオフ
■マツキヨとスーパーへ立ち寄り帰宅。その後は無心で読書。

■夜、Cエから「食事をしよう」と誘いを受け、再び方南町へ向かう。
ああ、ここさっき来たな、と無意味に思う。駅前の寿司屋で、CエとYっちゃんと3人ゆるりと過ごした。そこで出された彼女の悩みごとに、私とYっちゃんは交互にくるくるといろんな意見をしてみるが、まるで響かぬ強者のよう。こうなると、だめなものはだめかもしれないという気がしてくる。
なぞ思う私とは違う優しいCエはきっと諦めずにこれからも四苦八苦するのだろう。あなたはやはり強くて優しい人ですよ。

■0時をまわった頃2人と別れ、家に向かっている途中で北の友人から着信が入る。電話をとるとこんな時間だというのにひどく興奮していた。あることに悩み不安で眠れないと言う。なにか出来ないだろうかと彼女の言葉にじっと聞き入る。今は自分のことでいっぱいだろうに、時々、私のことまで気にかけて話をふってくれる優しい子だ。きっと大丈夫、本当にそう思う。私はまたあまり上手いことが言えなかったが、少し落ち着いた様子で電話を切った。ちゃんと寝れただろうか。

■家に帰ってからはbonobosの春夏秋冬をエンドレス。