■その後、イメージフォーラムでレイトショーのTOKYOLOOP*1を観た。16人の作家それぞれのショートアニメーションオムニバス。どれもすごくおもしろい。しりあがり寿さんの作品は、あれはもう笑って観るものでしょ、と思ったが周りの方があまりにもお行儀よかったので、一人手のひらの中で「ブブーッ」と吹き出していた。あと束芋さんの亀をずっと流しているところや、和田淳さんの「声が出てきた人」にも笑った。笑っている場合でない素晴らしいものもたくさんあったが、私のようにアートとは縁遠い人間にも、単純におもしろがれる隙間があり嬉しくてドキドキした。帰りに、久里洋二さんのキュートなイラストが描かれた山本精一さんのCDを買う。
びよーんびよーんと飛び跳ねるドクター中松の靴で帰りたい浮かれた気分。