■元旦は樽前山へ初詣に行った。おみくじは大吉。ようし担ぐぞ、縁起。そのせいか知らないが、ここのところむんむん強い予感がしている。今年はもっと外へ出よう。旅か。
心情としては今、近いところで吉祥寺、遠いとこだとモロッコへ行きたい。さっそく小銭貯金(毎日何百円とかをちまちま貯めるやつ。流行ってるんでしょ?会社の人のマネしてはじめた)を軸にお金を貯める日々。小銭とはいえ妙な充実感。これはちょっと続けたい。適度のガマンもモロッコを想えばやぶさかではない、はず。
しかし遠いな、モロッコ。小銭では到底追いつけない。けれどとても惹かれている。行きたいな。吉祥寺には勝手にいきます、週末。

■実家ではいつもと変わらずのんびりと過ごす。TVを観たり、年越しそばを食べたり、ゲームをしたり、岩盤浴へ行ったり、札幌へ遊びに出たりしてたらあっという間に過ぎた。2日には名古屋から叔父と叔母、札幌から従兄夫婦が来たので家の中がとても賑やかだった。行動派の叔父と叔母はこのシーズンよくスキーをしに訪れる。せっかくだから私も連れてってもらえばよかった。

ゆうし(甥っこ)もまた少し成長(かわいい・・・)

■4日。午後から用事があったので、午前の便で北を発つ。露骨に寂しがってくれる家族に傾いてしまいそうな気持ちをごまかして別れる。じゃあね、またね。と手を振って。

■6日ぶりに杉並の家に戻ると数枚の年賀状に混ざって小包が届いていた。はやる心で梱包を解くと年末にネットで注文していた本だった。読み始めてすぐの予感にぐっとなる。ここまま最後まで連れて行って欲しい。
ネットで取り寄せる古本屋の多くは、売買のやりとりから郵送までとても丁寧で、私は大切なものを譲り受けたのだ!とちゃんと実感が湧くのでありがたい。本当に本が好きな方たちの、その広い知識と感受性がとても眩しい。

■4日の夜は今年はじめの観劇を観に新橋演舞場へ。劇団新 感線の「朧の森に住む鬼」を観た。
なんとも新春らしいおめでたい舞台。雨は降るは、滝は流れるは、火は燃えてるは、の臨場感たっぷりのド派手演出にチケット代(¥14000。高い!)分は魅せてやる!の意地を感じる。正直、最初のほうのオボロの踊るシーンらへんで完全に気持ちが冷めていて置いて行かれたが、好きな役者が多かったのが功を奏し、徐々に入り込む。飛び回る阿部 サダヲに気持ちいいほど魅せられて、祭りのあとのような気分。染五郎の熱演も良かった。これからはもう小泉 孝太郎と間違えまい。


こちらは演舞場へ行く途中、通りかかった歌舞伎座。圧倒的な存在感で素敵!

■ああ、これでまた休みが終わる。明日からまた怠けた身体を引きずって会社へ行くのだ。