ひたちなかでは楽しい思いをたくさんしたんだった。

■邦楽だいすき!ということで邦楽のお祭りロックインジャパンへ行ってきました。なんて、ほんとはあの人やあの人のご好意で連れってってもらったってのが正しい。ありがとうございました、ぺこぺこ。

■行きの車内で運転をするT史くんが、ナビも地図もないと言って一枚の紙切れのみを頼りにしていたのだが、それがさっそく衝撃的だった。

なんか見てる・・・


これは・・・!(高速の各ポイントの看板に表示されてる矢印のみが書かれている)

■前々から変わった人だなーと思って、ある程度は驚きに対して免疫がついてたけど、これには久々に「えー!」となった。私にその大胆な発想力は、ない。「(調べるのに)すごい時間がかかった」と言っていたけど、結果的に一番スマートな地図なのか。うーん、ブラボー…。


着いてさっそくタイラーメン(この後、3日間で3回食すことになる)


名物みなと屋のさんま定食も最高。この納豆てば!


まあちゃんの働くかき氷屋の桃かき氷!下に寒天が入ってる。おいしすぎる!

■と、このままでは延々に食のレポートばかりしてしまいそうなのでこのへんでやめとこう。

■初日はほとんど一番大きなGRASS STAGEでごろんとテントに寝そべって聴いていた。オープニングの木村カ エラからChara100S→クロマ ニヨンズ→奥 田民生、とニコニコ眺め、そそくさとLAKE STAGEへ移動し、ZAZEN BOYZ→CORNELIUS GROUPと花火を観て初日終了。ぷはー、お腹いっぱい。

■その後、真っ黒な身体を洗い流そうと近くの温泉へ駆け込んだら、おんなじ境遇の真っ黒な裸の行列ができていた。私も一日で驚くほど焼けた。そこの温泉、風水風呂とうたって不気味なお風呂(狭い洞窟みたいな中にお釈迦様がいる風呂とか)が揃っててよかった。

■夜は夜で、高校以来のテントに浮かれる。しかしこの日はほとんど全員が睡眠ゼロだったので(だって集合がAM4:30)ぽっくり就寝。

■二日目。Tモちゃん、B氏たちも合流。

Tモちゃんにそっくりなトミちゃん(名前まで似ている)とハングリーフィールドで朝ご飯を食べ、SUPER BUTTER DOGを観にLAKE STAGEへ。赤毛の永積氏にすっかり翻弄された後、よたよたSOUND OF FORESTへ移動。SPECIAL OTHERSを遠目に涼み、そのままホフディランを観る。そろそろ移動しよかなーと思ったところでスマイルが流れたのでB氏と戻って一緒に歌った。ほのぼの。
も一度LAKEに戻って斉藤和義。あ、「歩いて帰ろう」だー。ド級の名曲を連続で歌ってくれるのもフェスの醍醐味。エレファントカシマシを少しだけ観て、FORESTへ戻る。
そしてbonobosbonobosbonobosが楽しすぎる!わしわしと脳内のドーパミンをかき出されニタニタしながら踊った。ああ、暑さにめげず来てよかったなあ。
すっかりへとへとになってGRASSに戻ると井上陽水がメイクアップシャドウを歌っているところだった。ぼうっと聴いてしまったけど「少年時代」「最後のニュース」「リバーサイドホテル」など名曲をぼろんぼろん演っていた。夕陽まで演出か、と思うほどのいい画。ラストはFORESTへ行きヤノカミ。陽も落ちたばかり浅い夜に、染む。芝生に寝転んで聴いた。抜群に心地よかった。

■3日目。この日は帰りのことも考えてGRASSにテントははらず、FORESTのすぐ裏にシートをひく。夕方のソカベンまでなに観ようかなーくらいのユルさで、ぶらぶら散歩したりゆっくり食事をしたりした。YO-KINGの「俺カッコいいー?」て問いかけにはシートからうんうんと頷き返す。買ったばかりのソカベンTシャツに着替え、FORESTへ曽我部恵一バンドを観にいくと、尋常じゃない暑さで比喩ではなく玉のような汗が出て倒れそうになった。けれど、それを上回るソカベンの熱い熱いラブな歌たちは本当に良かった。なんてサービス魂なんだろう。満足して、もう今日は何も観なくていいかな、と思ったけど、結局GRASSに行ってRIP SLYMEを観てきた。なんでってイケメンだから。


基本、顔ハメは見つけたらマスト

■それが功を奏したのか「さて帰ろうか」とぶらぶら歩いていたら、物販のブースにソカベンがいて、バンドメンバーも全員出向いて販促していた。蛍光灯に群がる虫のようにそのまま吸い寄せられ私もちゃっかりサインを頂いたが、ソカベンはみんなにサインしながら「いや〜、曽我部っていいよね〜」と自画自賛していた。私もそう思う。こんなに自分の作ったものをストレートに愛する人、いいに決まってる。

■この3日間でものすごく日焼けして、帰ってきてからみんなに「部活?」と驚かれ、楽しさの代償を身をもって感じています。
新しい出会いもあり、貴重な瞬間がたくさんあった。なにはともあれ、楽しかったー。