出張でこちらに立ち寄ったという父と品川で待ち合わせ、一緒に空港へ向かう。出発までの空いた時間にスタバでコーヒーを飲んでいたら横で父が「お父さん、今日スタバ2回目!」と嬉しそうに話しかけてきたが、いまいちリアクションの取り方が分からなかったので曖昧に頷いておいた。

千歳空港に到着して、帰りの車中のナビが

どうかと思うほど一本道。ナビの意味なし。

■翌日(29、30日)は家族で北湯沢の温泉へ。

なんとまだ雪。

ぜんぜん雪。

さらに雪。
桜が咲く頃かな〜なんて淡い期待をしていたけど、てんで甘かった。北国をなめちゃあイカンね。
家族旅行は実に久しぶりで、くたくたになるまで温泉三昧を楽しんだ。父が選んだ浴衣がなぜかド派手な黄色いもの(さらにパステルカラーの水玉入り)で、カメラを向けるとポーズを決めてくれたので、その後しばらく姉とお腹をかかえて笑い続けた。
その後、夕食で私は蟹ばかり食べていたのでカニちゃんと命名される。調子に乗って便乗したいエビちゃん人気に。

■1日、早来へ。目的があって来たが、思わぬ空振りでがっくし肩を落とす。が、帰りに偶然寄ったそば哲*1というお店のお蕎麦が異常においしかったのであっという間に持ち直す。

後で友人に聞くと、地元では有名なお店だそう。お土産にそば茶を買って帰った。

車を走らせると、いちいちこうゆうくだらないものに捕まる。

バウか。

■2日、千歳へ買い物に出かける。
シャツを2枚、靴を1脚と雑貨など細々と買った。パンプス、惚れ惚れするほどかわいい。こうして靴や鞄にうっとりする瞬間はわたしのめったにない貴重な女子タイム。
帰りに寄ったお好み焼き屋ではなぜか東村山音頭がエンドレス。早々と店を出る。

■3日、近所の映画館でバベルを観た。映画うんぬんではなく、このあと別で観たという人と合流した際にやんややんやと文句を聞かされそっちの方で参ってしまった。日本のシーン、わたしは嫌いではなかったけどな。まあ、いいや。どうでもいいけど、隙間に入りこんでいた藤井隆すごいインパクトだった。

■4日、早起きをして馬に会いに行く。

ディープインパクト。うしろの白いのはクロフネ(白いのに!)


ゴールドアリュール


キングカメハメハ


トウカイテイオー
ええと、引退した名馬は自由だと言うこと。こちらの意図などまるで気にせずマイペース。見習いたい。

■ぐうたらと過ごしていたらあっという間に一週間が経ち、東京へ帰る日だった。なんだかもっと書くべきことがあったような気もするが、休みのことで完全に頭がオフになってしまったのでなかなか思い出せない。良いことだったら思い出したときまた書こう。

実家の布団はふかふかだった。モデルハウスをたくさん巡りあーだこーだ話した。わんこも見に行き、私の中ではイタリアン・グレーハウンドに決定したが(ジャックラッセルテリアもよかった)皆の反応がイマイチ鈍かった。パンは実家でも2回焼いた。(抹茶パンとくるみ入り胚芽パン)苫小牧市民は日本ハム楽天どちらを応援していいかわからない雰囲気だった。

なぞ振り返りながら東京へ帰る。ただいま、と帰るお家があって私は幸せだ。
そして戻った途端、東京の夏日ぷりに驚く。浦島太郎気分でひとり山手線に厚着で乗車。恥ずかしい。

うちではベランダの風鈴がさっそく鳴いている。
さー、働こ。