■百パー誰にも気付かれてませんが髪を切りました。自分でも驚きの変化のなさですが、これでも枝毛とか枝毛とか痛んだ毛先とかやっつけてギッシギシだった髪がキシキシくらいになった。やった。久しぶりだったので変化を試みようと美容師さんに「前髪つくってみようかなー」と言っては「うーん、春はみんなが切っちゃうからあえて切らない方がよくない?」と返され、「じゃあ色でも入れてみようかなー」と言えば「うーん、今ほとんどの女の子が色入れてるから、あえてこの黒髪でいってみようよ」と言われ、まんまと変化ゼロで帰ってきた。
考えてみたら、あえてあえてと個性を尊重されたが、あえなくてもよかったのではないか。協調性や女らしさをまとった皆の列についていってもよかったんじゃないのか、という気もしてくる。
けれど美容師さんの目には私を流行の列に並ばせまい何かが見えたのだろう、きっと。しょうがないな、おとなしく次のきっかけを持とう。

■美容院へ行く途中、チャリでゆら〜っと走っていたら上下真っ赤な服?というか衣装?みたいなとにかくド派手な格好した外人が爆笑しながら追いかけてくるので、振り返り一度目が合ったところでギャー!と心の中で叫び、動揺がバレぬよう静かにスピードをあげたが、あっさり背中を掴まれた。「なになになに?過去の名残?」「渋谷区あげての鬼ごっこ?」「友だちの友だち?」など心臓ばくばくさせて考えていたら、赤い外人は私のケータイ電話を差し出し「オトシター!hahahahahahahahahahahahaha!」と再び爆笑した。
その一連のどこにそこまでのおもしろさがあったかは不明だが、明らかに彼女を見て逃げた私に対して、なんていい人!すごく赤かったけど、すごく心のきれいな人だった!ありがとう、ありがとう!

■桜がとにかくキレイなのでどこ行ってもお花見ばかりしている。金曜は恵比寿のアメリカ橋の横で(寒かったのですぐ退散)、土曜は代々木公園でたこ焼きとビールを片手に(やはり寒かった、しかもビジュアル系みたいな歌うたいにジャマされた)、日曜は和田堀公園でたくさんの人たちと(やっと暖かかった!Tモちゃんのフリスビー姿は必見!)、月曜は六本木で(もはや寒くて室内から眺めるのみ)。どれもとても良かったが、日曜の天気の良さはまさに花見日和といえるすばらしさだった。
家の近所の神田川沿いも桜のアーチが出来ているので、今だけ通勤ルートを変更して行っている。幡ヶ谷の緑道もそうだけどこの時期、道選びは重要。

向こうをゆくのは春じゃないか 薄情な目つきで知らぬ顔
暖房装置の冬がゆくと 冷房装置の夏がきた〜♪